One Team × DX
デジタル技術で、
建設分野に魅力ある
労働環境を実現します。
DIGITAL TRANSFORMATIONデジタルトランスフォーメーション
DX戦略
経営ビジョン
デジタル技術の
新たな分野での
有効活用の推進により、
建設分野に魅力ある
労働環境を実現します。
現在、労働集約産業である建設現場においては、担い手不足・働き方改革、品質確保に関わる要求水準の高まりによる管理業務の増加によって、現場業務の省力化・効率化が喫緊の課題となっています。One Teamは現場チームの一員となってあらゆる業務をサポートし、業務の省力化・効率化を推進する「建設現場支援サービス」を主目的の会社として2019年に設立しました。
「建設現場支援サービス」としての取組みは「建設工事での検査」「管理ツールの導入・展開」「人材派遣・紹介」「書類のデジタル化」「調査・測定・技術支援」「建設ロボットの運用」「溶接工事の施工」「3D K-Field(位置情報サービス)の運用」「K-Mobile(高秘匿スマートフォン)の運用」「建設教育支援」「安全体感車の運用」と多岐に亘っています。これらは新分野でのデジタル技術の有効活用・運用支援を推進する事で、顧客の業務の省力化・効率化をより広範囲で実現し、喫緊の課題の解決を目指す取組みです。
デジタル技術の建設現場における新たな分野での有効活用は、生産性の向上や業務改善と共に、建設業界の魅力を社会に発信し、やりがい・楽しさやイメージ向上を広め、新たな価値を創出することを可能にします。また、「多様な人材」が活躍できるダイバーシティ経営をも可能とし、エンゲージメントを高める事により「生産性の向上」「チームワークの推進・活用」「顧客満足度の向上」を促進できます。
ビジネスモデルの方向性
- 新たな価値の創出
- デジタル技術に対する意識改革を社内外に拡げ、従来の業務プロセスを改善し、新しい手法や価値観の確立により次世代の社会に常に適応できる会社を目指します。
- 働き方改革の実現
- 新たなデジタル技術の導入と働き方への意識変革により、働く人のワークライフバランスの改善と職場環境の改善を目指します。
- 生産性向上
- 新たなデジタル技術の導入により、従来の業務プロセスの改善・改革を重ね、働く人のスキルアップおよび省力化による労働時間の短縮を図ります。
- ダイバーシティ経営
- 当社の目指すダイバーシティ経営は、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンです。多種多様な人材に企業活動に参加していただく事で、社員のモチベーションや生産性向上の可能性を高め、組織全体のパフォーマンス向上を目指します。
- エンゲージメントの向上
- 新たなデジタル技術の導入とインクルージョンを導入する事により、社員のエンゲージメントの向上を図ります。その結果として、更に「従業員の満足度向上」「イノベーションの推進」「組織の魅力向上」も目指します。
- ウェルビーイング経営
- 社員や全ての関係者が身体的・精神的・社会的に満たされた幸福な状態を追求するウェルビーイング経営を目指します。環境整備、就労条件の改善をとおしてひとりひとりの「働きがい」を引き出し、結果として、持続的な成長、生産性の向上を実現します。
DX戦略
「BIM/CIMの活用、3次元計測、VR・AR・MRの活用、メタバース技術の活用、ロボット・AI技術の活用、最新通信機器の活用、ペーパレス化推進ソフトの採用や取組み」等の最新デジタル技術を建設分野に新たに導入・活用する事により生産性向上、品質向上、安全性向上、及びコストの削減を図る。
- 業務プロセスのデジタル化
- 「基幹システムの採用および拡充、社内書類の電子データ化とクラウド活用」等による業務改善、生産性向上、精度向上を図る。
- 各種業務の連携化
- 「各事業部間の連携を計るためにデジタル技術を活用する事で業務を平準化して重複業務を無くし、ノー残業デーの導入・テレワークの拡充・柔軟な働き方の提供」により労働時間短縮を図る。
- 人材確保と持続可能な組織構築
- 「企業内学習システム」の構築と活用による従業員のスキル向上とエンゲージメント向上を図る。
「SNSの積極活用」による建設業界の魅力発信と次世代層の担い手の確保を図る。
- ダイバーシティ経営推進
- ダイバーシティ経営を推進させるために、経営者の取組み・人事管理制度の整備・管理職の取組み、として実施する具体的な施策を明確にする。
- 新規デジタル技術の展開推進
- 建設現場に展開可能な新規デジタル技術の発掘、定着に向けた改良・情報提供のための人材の確保・育成を図る。
体制・組織及び人材の育成・確保案
取締役会承認のもとにDX推進委員会を設置し(2024.10月)、更にDX推進室を設置した(2024.11月)。
- DXに関連する外部講師講習や社内講習、DXに関連する資格取得を積極的に奨励し、DX人材の確保と社内全体のITリテラシーの底上げを図る。
- ダイバーシティ経営推進のための経営者の取組みとしては、①「多様な人材の活躍」の経営ビジョンへの盛り込み、②経営姿勢・理念が従業員に浸透するための行動である。
- ダイバーシティ経営推進のための人事管理制度の整備としては、①勤務環境・体制の整備、②能力開発支援施策の整備、③評価・報酬制度の整備である。
- ダイバーシティ経営推進のための管理職の取組みとしては、①経営戦略と個々の業務を紐づけた業務指示、②人材に対するキャリアの希望に即した業務付与、③多様な人材が活躍可能な職場づくりである。
ITシステムの整備に向けた方策
- 基幹システムの導入による総務・人事・経理業務プロセスのデジタル化と業務改善を図る(2023.6月導入開始)。
- Microsoft365アカウントの全社員配布(2024.10月実施)によるペーパレス化推進と業務改善、生産性向上を図る。
- Microsoft365 Teams、Zoom、社内コミュニケーションツールの活用で情報共有・承認業務の支援を行い、労働時間短縮を図る。
- ITシステム・デジタル活用環境の整備についての中・長期の達成目標とロードマップを作製し、年度ごとに達成状況を明確にする。
「DX戦略」の達成度を測る。指標を決定する。
- 各事業部における総労働時間(残業時間)・有給休暇取得率
∟ 指標:月次、年次 - 各事業部におけるデジタルデータ活用数
∟ 指標:活用数 - 新規デジタルツール導入プロジェクト数
∟ 指標:年次 - ITスキル資格取得数(応用情報技術者・基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント・ITパスポート)
∟ 指標:年次 - ダイバーシティ推進状況(男性・女性・外国籍社員が偏らない事、子育て労働環境の確保)
∟ 指標:年次